頭皮と毛髪の基礎知識(6) [白髪]

(毛髪はのり巻きのような3層構造)
「キューティクル自身は摩擦に弱いので、強い力でブラッシングやシャンプーをするとはがれてしまいます。
特に、ウロコ状の重なりの向きと逆にブラッシングする、いわゆる逆毛立てをすると、傷みが非常に激しくなります。
キューティクルがはがれたり傷んでしまうと、内部のタンパク質や水分が流れ出したり、はがれた部分から髪が枝分かれして、枝毛や切れ毛になってしまいます。」
   <岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」(保健同人社)より>

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頭皮と毛髪の基礎知識(5) [白髪]

(毛髪はのり巻きのような3層構造)
「この3層のうち、髪の傷みと関係が深いのは表面を覆うキューティクルです。
キューティクルは非常に丈夫ですが、いちばん外側にあるだけに損傷を受けやすいところです。
キューティクルは、1枚の平板な膜ではなく、ウロコ状のものが上(髪が伸びていく方向)を向いて何枚も重なり合ってできており、内側の毛皮質に含まれているタンパク質や水分が流れ出ないように守っています。」
   <岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」(保健同人社)より>

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頭皮と毛髪の基礎知識(4) [白髪]

(毛髪はのり巻きのような3層構造)
「毛髪の表面をウロコ状に覆うのがキューティクル。キューティクルを傷めると、髪の内部のタンパク質や水分が流れ出し、枝毛や切れ毛の原因になります。
毛髪は、頭皮の表面から外に出ている部分(毛幹部)と頭皮の下にもぐっている部分(毛根部)に分けられます。
毛根部は生きている細胞でできていますが、一般に「髪の毛」と呼ばれている毛幹部はすでに死んた細胞でできています。
そのため、毛幹部は一度傷つくと、髪の毛自体に治癒する力がないため治りません。
人間の毛髪は約10万本。その1本1本の毛幹部は、のり巻きのような3層構造をしています。
中心部のかんぴょうやキュウリにあたる部分は毛髄質(メデュラ)、その外側のごはんに該当する部分は毛皮質(コルテックス)、そしていちばん外側は毛小皮(キューティクル)と呼ばれ、のりのようにグルッと全体を巻いています。」
   <岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」(保健同人社)より>

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頭皮と毛髪の基礎知識(3) [白髪]

(頭皮は毛髪を育てる大地)
「頭皮の皮脂も、からだのほかの部位と同じように、頭皮を保護し、適度な潤いのある状態を保つ役目を果たしています。
そのおかげで、大切な髪を守り育てることができるのです。
しかし、頭皮からは、からだのほかの部位に比べて、皮脂が多く分泌されています。
毛穴の数が多く、密集しているためです。
それだけに、ケアが適切でない場合には、トラブルが起こりやすくなります。」
   <岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」(保健同人社)より>

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頭皮と毛髪の基礎知識(2) [白髪]

(頭皮は毛髪を育てる大地)
「毛髪を育てる大地である頭皮は、全身の皮膚と同じように、外側から表皮、真皮、皮下脂肪組織という三つの層でできています。
このうち、真皮の中にある皮脂腺というところでは皮脂がつくられています。
皮脂のおもな成分は中性脂肪。はかにスクアレンやワックス類の脂も含んでいます。
皮脂は皮脂腺でつくられ毛穴から分泌されるので、毛穴のない手のひらや足の裏からは出てきません。
そのため、手のひらや足の裏は、冬になって空気が乾燥してくるとカサカサしがちです。
逆に、毛穴の多い部位、つまり頭皮や顔、背中、胸部などからは、皮脂が盛んに分泌されます。
分泌された皮脂は、皮膚表面を覆って保護する役割があるのですが、その分泌量が多すぎる場合は脂性肌、少なすぎる場合は乾燥肌と呼ばれ、どちらもさまざまなトラブルのもとになります。」
   <岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」(保健同人社)より>

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頭皮と毛髪の基礎知識 [白髪]

今回から、岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」(保健同人社)を教材にして、基礎知識の記事を書いて行きます。

(頭皮は毛髪を育てる大地)
「毛穴が密集する頭皮からは皮脂が盛んに分泌されます。
皮脂は皮膚を保護してくれますが、分泌量に応じたケアをしないとトラブルの元に。
草木が生き生きと元気に育つには、水分や栄養分たっぷりの土にしっかりと根をはる必要があります。
これは毛髪についても同じです。
毛髪が草木だとしたら、頭皮は土台になる土です。
じょうぶで美しい毛髪を取り戻し、それを維持するには、頭皮の健康状態がカギを握ります。」

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「ヘナは安全」という落とし穴(4) [白髪]

「もし、ヘナを使いたいのなら、その製品の成分をきちんと確認する必要があります。
100パーセント純粋なヘナなのか、あるいはヘアダイの成分が配合されたものなのか。
いうまでもありませんが、ヘアダイ成分が配合されている場合は、それはもはや「ヘナ」であるとは言えず、
ヘアダイと同じ染毛剤です。
PPDが配合されている製品は、薬事法上、医薬部外品としての承認を受けなければ販売できません。
しかし、未承認の製品やきちんと成分表示がされていない製品が一部にあるようです。」
   (岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」より引用。)

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「ヘナは安全」という落とし穴(3) [白髪]

「ヘナの色素は赤褐色なので、毛髪は赤みがかった色、オレンジ色に染まり、黒くは染まらないはずです。
ところが、「ヘナでかぶれた」という相談例では、黒く染めるためのヘアダイの成分が配合されていたり、
かぶれの原因となる微量のPPD(パラフェニレンジアミン)が含まれていたのです。
ヘナは天然成分なので、髪にもいいようなイメージを持ちますが、そこにヘアダイの成分が配合されていたら、もはや天然素材とはいえません。」
   (岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」より引用。)



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「ヘナは安全」という落とし穴(2) [白髪]

「しかし、実際には、「ヘナを使ったのにかぶれてしまった」という相談が少なくありません。
どうしてこういう問題が起こったのかと言うと、本来、天然素材であるはずのヘナに、ヘアダイの成分が配合されていたためなのです。
美容院などで、「ヘナという植物からとった色素で染めれば安全でかぶれない」と、ヘナをすすめられた経験はありませんか?
あるいは、ヘアケア製品の売り場、雑誌などでも、「植物成分からとった」とか「天然素材だから安全」といったキャッチコピーの、毛染め用ヘナの広告を目にした事があるでしょう。
「ヘアダイはかぶれやすい」「毛染めは髪を傷める」という認識があるだけに、「植物成分」とか「天然素材」といった言葉に動かされやすく、何の疑いもなく100パーセントの信頼を置いてしまう人が多いのかもしれません。
そこに大きな落とし穴があるのです。」
   (岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」より引用。)

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「ヘナは安全」という落とし穴 [白髪]

「本来のヘナは植物性で自然素材の染毛剤ですが、ヘアダイの成分が配合された製品でかぶれを起こした事例があります。
天然のヘナでは黒くは染まりません。
安心して使える自然素材の染毛料として、最近人気が高まっているのが「ヘナ」です。
ヘナは、インドなど西南アジア地方産の潅木の葉からとれる赤褐色の色素です。
現地では、生地を染める染料として使われていましたが、アメリカでは毛染めの色素としてヘナの使用が認められ、我が国でも美容師の間では昔からヘナによる染毛が知られていました。
ヘナは植物からとれた素材なので、自然のままのヘナは安全性の高い色素であろうと認められています。」
   (岡村理栄子著「あなたの髪を守る本」より引用。)

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